2020年9月、ものすごい勢いでコロナウイルスが拡大している中、結婚式に呼ばれました。
あなたは結婚式に行きますか?
それとも行きたくないですか?
もしも結婚式に行かなかったら、友情にヒビが入ってしまうかもしれないし、また「行かなくてごめんね」と思うあまり、自分で自分を責めてしまうかもしれません。
ましてや新郎新婦が悪いわけではもちろんないし…とても難しい問題ですよね。
「結婚式に呼ばれたけれど、どうしよう…」「お祝いはしたいけど行きたくない!」と、ゲストとして悩んでいるならば、ぜひ本記事を参考にしていただければと思います!
目次
コロナウイルスが流行しているから結婚式に行きたくない!
コロナウイルスの影響を考えると、大切な友人の大切な結婚式に、行きたいけれど行きたくない!という意見は、実はとても多かったんです。
いくつか紹介しますね。
自分が妊娠中だったケース
コロナウイルスが流行しているから結婚式に行きたくないという理由の一番は、「自分が妊娠中だから」という意見でした。
- 行くか行かないかものすごく悩んだけれど、もしものことがあってその友人を一生恨むようなことがあったらそっちのほうが怖い。
- 「赤ちゃんを守りたいから」とストレートに伝えたら、反対に「当たり前だよ!気を使わせちゃってごめんね!」と、泣きながら謝られた。彼女との友情は一生続くと思う。
- 自分が健康じゃないと産むとき大変だと思う。ただでさえ辛いんだから、恐ろしい病気になりたくない気持ちが強い。
妊娠していてお腹に赤ちゃんがいるのだから自分の体を最優先して当たり前、でよいのではないでしょうか?
個人的には、2つ目のエピソードが、とても心に沁みました。

移動手段を気にするケース
コロナウイルスが流行しているから「結婚式に行きたくない!と思うのは、感染経路が確認されている飛行機や新幹線などを使うのが気になる、という点でした。
- 遠方なので、新幹線を使わなければいけない。新幹線利用者が感染したというニュースを見てなおさら怖いけど、言いづらくて困っている。
- 飛行機で行くつもりだったが、便が激減して参列が難しいことに。そのままを伝えたら「落ち着いたらちゃんとお祝いに来てよ!」と、怒りながらも許してくれた。
結婚式に行けなくなったと聞いて、ショックを受ける新郎新婦さんはたくさんいると思うので、「結婚式に行けなくなった」と言いづらいのはわかりますが、返事が遅くなればなるだけ迷惑が掛かってしまうことを視野に入れましょう。
2番目の女性のように、さらりと返してくれると「落ち着いたら絶対に行こう!」という気持ちになりますね!
飛行機のキャンセル料金ですが、コロナウイルスは前代未聞の感染症とのことで、各飛行機会社も様々な対応をしてくれています。
参考記事:コロナでキャンセルした飛行機代は払い戻しできる?国内線各社まとめ
2020年2月27日時点での情報です
「絶対大丈夫!」とは言えませんので、必ずご自身で対応してください
コロナがともかく怖いケース
現時点で、コロナのはっきりした治療法はわかっていません。
そのため、「結婚式に行きたくない!」と考える人の中で、「どうなるかわからないから怖い」と、コロナウイルスそのものを怖がるゲストはたくさんいましたよ!
- 結婚披露宴で、何百人も人がいるところに行くのがイヤ。誰が何を持ってるかわからない。隣の席の人がコロナだったらどうしよう…。
- 毎日のように感染者が増えていてただただ怖い。友達の結婚式の式場が、こないだニュースになった場所に近いのも怖い。
コロナウイルスが原因で結婚式に行かないゲストは、新郎新婦のことを考えていないわけでは決してありません。
結婚式は、不特定多数の人が新郎新婦を囲んで会食を楽しむ場でもあり、結婚式場はたくさんの人が集まる場所でもあるので、未知数の感染症に対して過敏になるのは当たり前、といって良いのではないでしょうか。
結婚式を欠席したい場合の断り方は?
とはいうものの、結婚式を欠席するのは、そう簡単にできるものではありません。
かなりの資金がかかっていますし、一生に一度のこととあって、新郎新婦の思い入れは相当なものだということを、あなたも知っているからです。
しかし2020年のコロナウイルスは、大変危険な感染症なため、結婚式の欠席は致し方ないことだと言えるでしょう。
結婚式を欠席したい場合の断り方として、注意点がいくつかありますので紹介します。
必ず電話で連絡すること
結婚式の欠席を伝える場合は、メールやラインではなく、必ず電話で連絡しましょう。
欠席の理由が、恐ろしい感染症であるコロナウイルスだとしても、結婚式の欠席の連絡は、新郎新婦にとって、とても悲しい出来事だからです。
「本当に申し訳ない」という自分の気持ちを、しっかりと言葉で伝える必要があることを認識しましょう。

ご祝儀は必ず渡すこと
いくら恐ろしい感染症が欠席の理由であれ、ご祝儀は渡すべきだと考えましょう。
新郎新婦は料理などを含め、ゲストに様々な手配をしているからです。
渡すタイミングは、結婚式より前の、大安や友引などのお日柄の良い日を選んで直接手渡しするのがベストだと思います。

お祝いとお詫びの言葉も、手紙に添えて添えてくださいね!
結婚式当日には電報を送ること
結婚式を欠席したとしても、お祝いの気持ちを伝える方法として祝電は大変効果的なので、結婚式当日には電報を送るようにしましょう。
加えて電報が届くのは、新郎新婦にとって大変嬉しいものだからです。

新郎新婦が喜んでくれるものを、丁寧に選んでくださいね!
最後に
コロナウイルスが流行しているから、「結婚式に行きたくない!」と思っているゲストの気持ちをまとめてみました。
しかし、「このご時世に結婚式をするなんて」など、新郎新婦に責任があるかのような言い方は、絶対にしてはならないと思います。
また、「結婚式に行きたくない!」から「結婚式に行かない!」と決めたのは自分なのだということも、しっかりインプットしておきましょう。
いずれにしても、コロナウイルスが一日も早くこの世から消えてなくなるように、願わずにはいられませんよね。